今回はAiperをご紹介します。スッキリとした見た目のAiperDISCOVERシリーズを3種発売していますが、2021年はより家庭で使いやすく、価格も手頃なFREEMANシリーズを発売予定で、2021年の注目おすすめメーカーです。
Aiperについて
Aiper(アイパー)は、2018年に誕生した、新しいメーカーで、アメリカのロサンゼルス、東京、中国のシンセン、香港、シンガポールにオフィスがあります。
Aiperジャパンの公式サイトには、ビジョンとして、「すべての人とあらゆる場所のために携帯可能なクリーンで信頼性のある安全エネルギー製品を設計、製造することにより人々と地球のために健康かつ安全なエネルギーの提供を目指しています」とあります。
ポータブル電源とソーラーチャージャーを手掛けています。
日本オフィスがあるので、問い合わせは、日本のサポートデスクが対応してくれます。
ポータブル電源ラインナップ
DISCOVER1200
定格出力1200Wまでいける大容量です。25.0Kgとかなり重さがあるので、持ち運びには不便ですが、台風や地震等の災害で数日間、電気が使えない時などは持っていると安心です。50Hzから60Hzへの切り替えもボタン一つで簡単、本体は、車や航空機にも使用されている頑丈なアルミニウム合金を使用しています。
容量 | 369,600mAh 1182.7Wh |
タイプ | 正弦波 |
AC出力 | 2個 1200W(最大2000W) |
DC出力・シガーソケット出力 | 1個 12V |
USB出力 Type-A | 1個 5V |
QC3.0 | 2個 5V |
Type-C | 1個 5V |
PSEマーク | 〇 |
サイズ | 413 x 288 x 290 mm |
大きさ | 25.0Kg |
その他 | 防災製品等推奨推奨品証を取得 |
DISCOVER600
合計600Wまでの商品電力なら、複数の電化製品を同時に充電、使用することができます。スマートフォン単体で約50回の充電、車載冷蔵庫単体で約17時間利用できる容量です。パナソニック製のリチウムイオンバッテリーを採用、またディスプレイ部分はLCDディスプレイで光るので、夜でも残量確認がしやすいなど、性能や使い勝手の良いポータブル電源です。
容量 | 209,880mAh 755.6Wh |
タイプ | 正弦波 |
AC出力 | 2個 600W(最大1000W) |
DC出力・シガーソケット出力 | 1個 12V |
USB出力 Type-A | 1個 5V |
QC3.0 | 2個 5V |
Type-C | 1個 5V |
PSEマーク | 〇 |
サイズ | 345 x 159 x 245 mm |
大きさ | 7.5Kg |
その他 | 防災製品等推奨推奨品証を取得 |
DISCOVER300
こちらは300Wですが、3.5Kgと軽く持ち運びしやすいので、デイキャンプなど、1日使うくらいのイメージで考えている方にはお薦めです。ソーラーパネルと合わせて準備しておけば、途中でソーラー充電することもできるので、万が一の時も安心ですね。ちなみに、DISCOVER300ではスマートフォンなどのワイヤレス充電もできます。
容量 | 85,860mAh 309.1Wh |
タイプ | 正弦波 |
AC出力 | 1個 300W(最大600W) |
DC出力・シガーソケット出力 | 1個 9~12V |
USB出力 Type-A | 1個 5V |
QC3.0 | 1個 5V |
Type-C | 1個 5V |
PSEマーク | 〇 |
サイズ | 232 x 142 x 204 mm |
大きさ | 3.5Kg |
その他 | 防災製品等推奨推奨品証を取得 |
そして、DISCOVERシリーズの寿命は、どれも500回程度です。また、「防災製品等推奨品証」を取得しています。
FREEMAN300
2021年3月に発売されたFREEMAN300の特徴は、8つの出力ポートがあり、それを同時で使える点です。
また、ポータブル電源への充電も、一般的なACコンセント、シガーソケット、ソーラーパネルに加えて、USBType-Cからも行うことができます。シガーソケットとUSBを同時に接続すると、最短1時間で本体の50%を充電することができるそうです。価格も発売時で29,800円となっていて、リーズナブルです。
容量 | 78,000mAh 280.8Wh |
タイプ | 正弦波 |
AC出力 | 2個 300W(最大500W) |
DC出力・シガーソケット出力 | 1個 9~12V |
USB出力 Type-A | 2個 5V |
QC3.0 | 1個 5V |
Type-C | 1個 5V |
PSEマーク | 〇 |
サイズ | 240 x 142 x 154 mm |
大きさ | 3.75Kg |
FREEMAN200
2.85Kgと超軽量でコンパクトながら、使い勝手の良いFREEMAN200は、DC入力+Type-Cの同時充電では最短1時間で50%まで充電ができるそうです。バッテリーの充放電サイクル数は1500回以上、4つの出力モードに対応しています。
容量 | 62,400mAh 224.6Wh |
タイプ | 正弦波 |
AC出力 | 2個 200W(最大300W) |
DC出力・シガーソケット出力 | 1個 9~12.6V |
USB出力 Type-A | 1個 5V |
QC3.0 | 1個 5V |
Type-C | 1個 5V |
PSEマーク | 〇 |
サイズ | 240 x 142 x 154 mm |
大きさ | 2.85Kg |
FREEMAN500
AC、USB、Type-C、シガーソケットと4つの出力モードがあり、ほぼすべての機器を充電でき、屋内での緊急時やリモートワークも、屋外でのキャンプやDIYでも役立ちそう。パススルー機能も搭載しており、本体を充電をしながら各デバイスの充電を行うことができます。(AC出力除外)AC充電、ソーラー充電、カーチャージャーに対応しています。
容量 | 192,000mAh 614.4Wh |
タイプ | 正弦波 |
AC出力 | 1個 500W(最大1000W) |
DC出力・シガーソケット出力 | 1個 11-26V |
USB出力 Type-A | 1個 5V |
QC3.0 | 1個 5V |
Type-C | 1個 5V |
PSEマーク | 不明 |
サイズ | 324 x 197.2 x 185.6 mm |
大きさ | 8.0Kg |
ソーラーパネル
SP160
Aiperのソーラーパネルで最大出力が160Wと一番大きいタイプです。高効率の単結晶シリコン、アメリカのSun Powerソーラーパネルという最先端パネルを使用していて、太陽光を最大限、電力に変換する事が期待できます。
最大出力 | 160W |
素材 | 単結晶シリコン |
変換効率 | 23~25% |
サイズ 展開時 | 1768 x 550 x 5 mm |
サイズ 収納時 | 550 x 442 x 55 mm |
重さ | 5.1Kg |
SP100
こちらは複数のソーラーパネルを並列接続が可能で、SP100を2枚並べると、最大出力は200Wになります。PTE撥水素材で多少の雨でも対応している事、最大セルの変換効率も23%と高い数字が記載されています。
最大出力 | 100W |
素材 | シリコン単結晶系 |
変換効率 | 23% |
サイズ 展開時 | 1410 x 525 x 3 mm |
サイズ 収納時 | 525 x 350 x 50 mm |
重さ | 4.0Kg |
SP60
最も薄く、折りたたんだ状態が40cm以下で収まるコンパクトさが特徴です。8mm (7.9mm)、5.5 * 2.5mm 、3.5 * 1.35mm、5.5 * 2.1mm 等の10種DCコネクタがあるので、Aiper製だけではなく様々なメーカーのポータブル電源への充電もできます。
最大出力 | 60W |
素材 | シリコン単結晶系 |
変換効率 | 23% |
サイズ 展開時 | 1410 x 372 x 2 mm |
サイズ 収納時 | 352 x 372 x 35 mm |
重さ | 2.8Kg |
編集後記
いかがでしたか?Aiperのポータブル電源は見た目がスタイリッシュで、女性が持っていても似合うなと感じました。停電の時などは、大容量のポータブル電源があると安心ですが、個人的にはFREEMAN300が気になります。コストパフォーマンスが良さそうなので、ソーラーパネルとセットで持っておきたいなと思います。