地震や台風など自然災害の多い日本。特に近年は、さまざまな災害が各地で起こり、防災に対する関心も高まっています。でも、いざという時の備えも、その時になってみないと必要なものがわからない、という方も多いのではないでしょうか?
今回は、災害で避難生活が必要になった時、または自宅でも停電になってしまった時にとても役立つおすすめのポータブル電源をご紹介します。
なんといっても大容量がおすすめ
キャンプなどのアウトドアでは、予め日程が決まっている事が多く、使う電化製品の種類により、おおよその消費電力が読めますが、災害時にはどれだけ避難生活が続くか予測ができません。なので、できるだけ大きな容量のものを選ぶことをおすすめします。
また、停電が続いていても充電ができるシガーソケットやソーラーパネル対応のポータブル電源がおすすめです。
また非常時に使うことを想定する場合、定期的な点検や充電もお忘れなく。数ヶ月に一度、充電をしておくとをおすすめします。特に屋外に置いてある場合は、2~3ヶ月に一度、充電しておくのが良いようです。
Jackery700 194400mAh/700Wh
最大電力500Wの機器が使える大容量が魅力のJackery700。Jackeryはアメリカでは人気のブランドです。容量が大きいので、電源自体が重いのかと思いきや、300 x 193 x 192 mm、約6.3kgというコンパクトさも嬉しいポイントです。収納型の取っ手が付いているので持ち運びにも便利です。
液晶ライトなら約130時間、ミニ冷蔵庫は約16~18時間、ノートパソコンなら12~15回の充電、スマホの充電なら56~60回充電できる計算になります。
AC出力が2個口、車のシガーソケット(12V)出力1個口、DC出力2個口、USB出力3個口、合計8か所の出力箇所があります。
また、充電は、ACアダプター、シガ-ソケット、ジェネレーター、ソーラーパネルと4つの方法があります。ソーラーパネルは別売りで、折り畳み式のコンパクトなものが出ているので合わせて用意しておくと安心です。
LACITA 444Wh/120000mAh
女性でも片手で持ち運べる約5kg、303×134×184mmと置き場所にも困らない大きさです。
しかも、容量が444Whあり、スマホの充電はもちろん、防寒対策の電気毛布や、比較的消費電力の高いポータブル調理器具やヒーター、冷蔵庫やテレビなどにも利用できます。
ポータブル電源によく使用されているリチウムイオン電池ではなく、プリウスなど電気自動車に使われる安全性の高い三元系リチウムポリマー電池を使用しているのも特徴です。
また、表記容量444Whに対して、使用可能な容量は最大400Whと無駄なく電力を取り出せるのもおすすめの一つ。その分、長い時間、さまざまな商品を使えることになります。ただ、液晶画面が付いていないので、消費電力や残量などがパッと確認できないのが残念な点です。
AC出力が3個口、車のシガーソケット(12V)出力1個口、USB出力3個口、合計7か所の出力箇所があります。
充電はACアダプタで約7時間。またソーラーパネル(別売)使用も可能です。ラ・チタ(LACITA)は日本人の専任スタッフによるカスタマーセンターがあるので、機械音痴と思われる方でも安心して使うことができます。
EENOUR EB120 324,000mAh/1200Wh
こちらは、なんと1200Whも使える超大容量です。電子レンジや冷蔵庫などの大型家電製品も動かせる容量です。自宅が停電になった時、普段使っている電化製品を使えるのは嬉しいですね。数日間の停電時でもこちらのポータブル電源があれば大丈夫そうです。
294 x 166 x 365 mm、重さ約12.6Kgとやや大きめサイズなので、持ち運びもできますが、容量重視の据置型として使う方が便利です。見た目もシンプルですっきりしています。
出力は4つの形式がありACコンセント2個口、USB出力4個口、タイプC-PD出力、シガーライターソケットと計8個口あります。
また、こちらの商品のおすすめポイントは、AC出力の周波数を50Hz、60Hzの切り替えができるということです。
充電はソーラーパネルは最大500Wまで対応しており、約3時間の急速充電も可能です。もちろん、ACアダプラからの充電も約6~7時間でできます。
こちらは、充電と消費を同時に行う事ができますが、ポータブル電源に大きな負担がかかり、内臓バッテリーが劣化する可能性があるので、なるべく同時使用は控えた方が良いようです。
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Hypowell ポータブル電源 540W 150000mAh/540Wh
キャンプから防災まで幅広く対応した540Whの大容量ポータブル電源です。328 x 270 x 248 mm、重さ約6.2Kgと比較的コンパクト、しかもLEDライトが付いているので何かと便利です。
テレビ約13時間、DVDプレーヤーは約46時間、電気毛布は約6時間、扇風機は約11時間、ポータブル冷蔵庫は約10時間持つので、災害時に様々な電化製品を活躍させることができます。
出力はAC2個口、USB4個口、シガーソケット1個口、DC2個口とマルチに使えます。ディスプレイもあるので、ポータブル電源の残量や現在、どれくらいの電力を消費しているのか、あと何時間くらい使えるかなどを表示してくれるので使用状況を把握でき、電源に関しての不安がなく過ごすことができそうです。
充電は、ACケーブル、DCケーブル(シガーソケット)、ソーラーパネルの3種類があり、屋内や屋外はもちろん、電源のない場所でも充電ができます。
ポータブル電源は、充電しながら電化製品を使う場面が出てきますが、その際、必要なパススルー機能が出力口に付いています。また、ソーラーパネルを接続すると、天気が曇ってくると自動で充電が止まってしまう場合があります。再度、充電する際に自動で充電が始まる、自動感知機能も備わっているので、差したままにしておけば充電が進むという長所もあります。
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SmartTap ポータブル電源 PowerArQ 74,000mAh/626Wh
どこでも好きな電化製品を使いたい、その為には持ち運びしやすく容量の大きい方が便利に決まっています。SmartTap PowerArQは626Whあるので、電気毛布やテレビ、電動シャワー、電動工具など災害時にあると便利な家電も長時間、快適に動かせます。LEDライトも付いているので暗くなってくる夕暮れから夜にかけて重宝します。
大きさは300 x 242 x 193 mm、重さ約6kgと持ち運びもそれほど大変ではなく、AC充電(6~8時間で充電完了)のほか、シガーソケットや、ソーラーパネルでの充電ができます。他社製のソーラーパネルからの充電も可能です。
出力形式はACが1個口、DC(シガーソケット)が 1個口、DC/6.5mm(6514)が2個口、USBが3個口付いています。
日本人スタッフによるアフターサポートや、2年間の保証・修理対応もしてくれるので安心です。
さらには6色のカラー展開があり、使うシーンをイメージしながら好みの色を選ぶことができるのが嬉しいですね、。災害時やキャンプの時はもちろん、テレワークビジネスや、自然に囲まれた場所へのドライブなど、さまざまな場面で活躍しそうです。
編集後記
特に災害時に役立つ、大容量のポータブル電源を厳選してご紹介しました。ポータブル電源は、いざという時に使えるように定期的に点検や充電をしておくことをおすすめします。日常の生活の中で、スマートフォンやパソコンの充電など、使い慣れておくと、電力の消費状況など確認できるので良いですよ。